思い起こせば1年前・・・ 『モデルハウス完成までの道のり』を掲載させていただきました。
今回は、ZEH(ゼロエネルギー住宅)編ということでパワーアップして? 連載していきたいと思っております
。 ・・・が、またもや やってしまいました。
気づけば棟上げしてました・・・前回と同様の始まり方です。
ちょっと遡って今回の棟上げ風景をUPさせていただきます。
べた基礎をする前に根伐り(ねぎり)をしております。
湿気を防ぐために防湿シートを敷いております。
べた基礎の完成です。将来、床下の点検で隅々まで行けるように迷路のようになっております。
土台伏せまで進みました。
べた基礎と土台の間には基礎パッキンを入れ床下の全周換気ができるようになっております。
また、碁盤の目のように大引きが組まれておりますが、それをプラ束というもので支えております。
棟上げ前日には、当日の作業が円滑に進むように準備をしております。
足場、材料(一部)の用意を終え、いよいよ明日は棟上げですね、棟梁!
・・・とここまでが棟上げ前日までのお話でした。
棟上げ当日、天候は晴れ。棟梁をはじめ、7人の精鋭たちが現場に集まってきました!
さぁ~、棟上げや!・・・と男たちの闘志に火がついております?かっこいいではありませんか!
いよいよ棟上げが始まりました!管柱、通し柱が次々にセットされております。
・・・?
ピースサインをするお茶目な職人さん発見!ウォーリーを探せ的な写真です。
皆様わかりました?写真撮影に気づいていただいてありがとうございます。
って、ブログにUPしますよ! ・・・と、和やかなムードの中作業は進みます。
・・・ところで棟梁、通し柱についている黒いものは何?
今回、モデルハウスの通し柱の施工にはピン工法を使っております。
プレカット時に通し柱に金具を埋め込み、梁との接合では釘を使わずにピンで接合します。
今までのようにほぞ穴を作らないため、柱の断面欠損が少なくなり、強度が増すといわれております。
金物の取り付けや、ボルトを締めるといった作業がなくなり、結合した部分にピンを打ち込むという作業になります。棟梁!ピン工法はどう?
見た目はかなりすっきりした感じですね。施工(天井を上げたり、吹き抜け等)で梁を見せたい方には金具が出てこなくていいかもしれませんね!金具の金額が高いようで、費用的には上がってしまいますけど・・・
2階へ攻め込むぞ!全員で支えろ?・・・棟梁、渾身の一撃!
こんな書き方したら、棟梁に怒られますね。すみません。
柱が垂直になっていることを確かめ、仮の筋交いで固定をして1階は終了!棟梁、お昼休憩にしてください。
天気も良く、昼からは2階部分に入ります。この現場は、敷地も大きいのでクレーンで材料を2階に上げるのも比較的楽ですね。
狭い土地や電線が張り巡らされている場所では、クレーンを操作するときはドキドキものです・・・職人さん的には、腕の見せどころではあるんですけどね。
『下げ振り』と呼ばれる工具で柱の垂直を確認中です。
棟梁、どうですか? 若干のずれがある場合は垂直になるように修正して、さきほどの1階部分のように仮筋交いで固定していきます。
あっという間に屋根部分まで作業が進んでおり、綺麗に垂木が施工されました。
この時点で、屋根の頂上部の棟木(むなぎ)が施工され棟上げにはなっております。
(屋根)野地板の上に防水のルーフィングを施工して本日の作業が終わるようです。
家の周りをブルーシートで囲って、作業終了です。お疲れさまでした!
これが今回の『気づけば棟上げしてました』の全貌?になります。
まだZEH(ゼロエネルギー住宅)的要素はあまりないのですが、引き続き 気づけば・・・的な要素を入れながら、モデルハウス完成まで追っかけてみたいと 思っておりますので、宜しくお願いいたします。
現在完成度17%、次回のUP時の完成度はいかに? 乞うご期待!
基本的には、土日は現場にいますので構造等のご見学も可能です。 お気軽に現地までお越しください。